高麗人参とは?

高麗人参は4000年以上前から不老長寿や健康維持に効果的な漢方薬として珍重されてきました。 原産地は朝鮮半島で、現在朝鮮半島のほか中国東北部やロシア沿岸にかけ自生しています。 現在、生産は韓国と中国で全体の約70%を占めるといわれています。 日本では江戸時代から栽培されるようになり、現在でも福島県と島根県、長野県の一部で栽培されています。

なお、御種人参(オタネニンジン)の呼び名は、八代将軍徳川吉宗が対馬藩に命じ中国より輸入した高麗人参を試植させたのち、財政難に苦しむ諸般に向け栽培を奨励したことに由来しているといわれています。

そのほか日本では古くから朝鮮人参と呼ばれていますが、韓国では単に「人参」(インサム)と呼び、日本でいうところの赤い食用ニンジン(キャロット)は「唐根」(タングン)と呼ばれています。
ちなみに、キャロットはセリ科植物で、高麗人参はウコギ科に属します。どちらも呼び名はニンジンですが、まったく別の種類になります。

また、韓国で「高麗人参」といえば、みやげ物や輸出品に表記される名称として使われています。

高麗人参には、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、核酸、炭水化物など多くの栄養素が豊富に含まれます。

その中でも、高麗人参には30種類以上のジンセノシド(人参の「ginseng」と配糖体の「glycoside」との複合語)と呼ばれる人参サポニンが豊富に含まれます。
サポニンとは化学的にはステロイドの配糖体で多くの植物に含まれる物質です。 水に溶けると石鹸のような泡が立つ性質を持つため、シャポンの意味のあるサポニンという総称で呼ばれます。

しかし、一口にサポニンといってもそれが含まれる植物によって化学構造はそれぞれ異なり、性質も異なります。高麗人参のサポニンは他の植物には見られない特殊な化学構造を持っているため優れた薬理作用があるとされています。また、サポニンの含有量はほぼ6年根をピークとし、その後は徐々に減少していきます。

※高麗人参は、医薬品ではありませんが、ご利用に際し持病などおありの方は医師へのご相談をお勧めします。

 

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